失った歯の部位による影響

歯の構造

歯を失った場合の影響は、奥歯なのか前歯なのか?といった違いによる影響の他に、歯のどの部分を失ったかによっても異なってきます。

まず、歯の構造ですが、歯肉に覆われた顎の骨の一部である歯槽骨の中に生えており、歯肉から出た部分を歯冠(しかん)、骨の中にある部分を歯根と言います。歯根は歯によって1~4本あります。

歯冠(歯の見える部分)だけを失った場合と歯根(骨の中に埋まっている歯の土台)も含めて失った場合の2通りがあります。歯根を含めて失った場合は、色々と問題を引き起こしてきます。歯根は歯を顎骨に固定し、歯冠をしっかりと支えている部分です。この、歯根がなくなってしまうと、抜けた歯の周りの骨は徐々にやせ細っていくことで、残存する健康な歯が移動してしまい、咬み合わせが悪くなってしまう恐れもでてきます。

現在の医療では、歯冠だけを失った場合、入れ歯やブリッジといった方法で、歯冠を補うことが出来ますが、歯根まで失ってしまった場合、インプラント治療が唯一の方法となっています。